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イベント・展示会

「鈴鹿8耐」 2024 FIM世界耐久選手権(EWC) 第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース

営業部の鈴木です。

7月21日に鈴鹿サーキットで開催された「鈴鹿8耐」に行ってきました。

1978年からスタートした「鈴鹿8耐」は、今年で45回目を迎えました。
バイクファンにとっては夏の風物詩としてすっかり定着していますね。

昨年と比べても更に観客数も増加し、まさしく熱いレースイベントとなっていました。

前夜祭では、ヨシムラジャパンが創業70周年を迎えたことを記念して、過去に優勝した3台のマシンがデモランという形でサーキットを走行しファンの皆さんを喜ばせていました。
一番古い車両 (CB72)は、1964年に行われた現在のレースの前身である、鈴鹿18時間耐久レースに出場したマシンだそうです。創業者のPOP吉村氏がチューンしたマシンが、アメリカのコレクターの元にあり、それを今回のイベントのために持ち帰って走らせたとのこと。
その当時の関係者、ライダーだった方々のトークショーもあり、楽しい前夜祭イベントでした。

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レースは46チームの車両が11時30分に恒例のルマン式スタートで始まりました。
ヨシムラSERT Motulチームは途中で他のライバルチームの追い上げもありましたが、19時30分に3位というポジションでゴールして表彰台に上がることが出来ました。
当日は酷暑と言ってもよい気温、湿度のなかで、見ている方も大変でしたが、走っているライダー、黙々とチームのため自分の作業を進めているチームスタッフはもっと大変な思いをされていたと思います。その中で勝ち取った表彰台。ライダー、チームスタッフ、そして8時間見守っていたファンが歓喜する場面に居合わせることが出来たことは幸せでした。
また、表彰台に上がることは出来なくても8時間を走り切ったチーム、残念ながら途中でリタイアしたチームとそれぞれありましたが、どのチームもベストは尽くしたという表情に感動しました。


1018570.jpgPhoto Credit: YOSHIMURA SERT Motul

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また、今年の鈴鹿8耐はスズキが実験的クラスとして設定される「エクスペリメンタルクラス」に0号車「チームスズキCNチャレンジ」で参戦したことが大きく報道されています。
CN(カーボンニュートラル)チャレンジは、二輪レースにおいても、CO2削減を目指し環境問題に対応していく取り組みです。

JHIは「リサイクルカーボン」でカウルを製作し提供しました。
サステナブルアイテムをそれぞれ提供した各社の担当者によるトークショーも行われ、多くの観客の皆様が耳を傾けていました。
スズキ0号車は決勝レースで総合8位で完走を果たし、ヨシムラEWC仕様ベースの車両とはいえ、サステナブルアイテムに変えても十分な戦闘力を持ったマシンに仕上がっていることを証明しました。
JHIとしても、このような取り組みにも参加できたことは非常に喜ばしいことだと思っています。

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EWCの次戦は、9月14日、15日にフランスで行われる【ボルドール24時間レース】が今年の最終戦となります。
最良の結果で1年を終えるよう頑張ってください。
応援しています!!


鈴鹿8耐のレース、イベントレポートやスズキのCNチャレンジについて、またJHIのサステナブルアイテムについては、それぞれ下記のHPリンクを参照してください。

ヨシムラジャパン
https://www.yoshimura-jp.com/race/2024ewc-rd3_final

スズキ
https://www1.suzuki.co.jp/motor/8tai/2024/report_20240720_2.html

JHI 
https://www.jhi.co.jp/news/24032511/