ホース配管システム

03 溶接

溶接技術

溶接の歴史は古く、古代から接合技術として用いられていたと言われています。歴史の長い溶接技術は、現在も技術開発が行われ進化し続けています。

JHIでは、スウェージロック社製円周自動溶接機を導入し、年々高まる品質要求に対応しています。その他、異種材料溶接技術開発、溶接解析など様々な溶接技術にチャレンジしています。

JHIが提供する精密溶接ソリューション

これまで培ってきた特殊配管製造技術を生かし、JHIは設計・解析から溶接評価、製造、検査に至るまで、
一連のソリューションを提供いたします。

  1. 設計・
    解析
  2. 溶接
    パラメー

    スタディ
    試験・評価
  3. 製品
    製造
  4. 検査
  5. 納品

JHIの溶接の強み

配管の自動溶接

顧客からの配管システムのさらなる軽量、コンパクト化への高い要求に応えるため、様々な材料で、より細い配管の自動溶接を
実現してきました。現在では、外径Φ3.2mmの配管溶接を安定的に行うことが可能です。製品化の前段として、溶接パラメータの
設定、引張強度の確認、内視鏡による溶接部の確認など様々な
試験、検査を実施し品質を確保しています。

JHIのDfAM設計・解析

溶接手法

円周溶接機(Orbital Welding System)とは、熟練した溶接工による溶接を自動溶接機により実現させる目的で1960年代に登場
したシステムで、ガス・タングステン・アーク溶接(GTAW)とも呼ばれることもあります。シールドガスの雰囲気の中に置かれた溶接物の周りを、タングステン電極が円周方向に回転して溶接を行います。回転する電極部は、制御性と再現性に優れていて高品質な溶接を
継続して行うことが可能になりました。JHIが導入しているSwagelok円周自動溶接機は、リアルタイムで溶接データのモニタリングや記録が可能です。また、シールドガスも内部のマスフロー・コントローラーにより自動制御されることで、円周溶接の正確な制御を実現しています。

保有装置

保有装置 01

スウェージロック 自動溶接機

スウェージロック自動溶接機

SUS-インコネルなどの異種金属接合もJHIでは
実現しています。

メーカー名 スウェージロック(Swagelok)
機器名 円周溶接機
(オービタル・ウエルディング・システム)
品番 M200(パワーサプライ本体)
SWS-5H-D-15(ノーマルヘッド)
SWS-4MRH-B(マイクロヘッド)
SWS-8MRH-B(マイクロヘッド)
溶接可能サイズ 1/16~5/8インチ、2mm~17.3mm

保有装置 02

パナソニック Tig溶接機

パナソニックTig溶接機

エネルギー密度が高く、分散も少ないため、熱が集中し、
なめらかで光沢のある溶接ビードが得られます。

メーカー名 パナソニック
機器名 フルデジタル交流/直流両用Tig溶接機
品番 YC-300BP4