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YOXOフェス2025 魔改造の夜合同展示に参加しました
製造部の小山です。
2025年1月に開催されたYOXOフェスティバル「魔改造MONSTERS 勝手に大集合!2025」に参加しましたので、その様子をレポートいたします。
YOXO FESTIVAL(よくぞフェスティバル)は、横浜未来機構が主催する「未来志向型」の交流イベントです。
イノベーターやクリエイターたちが、新しいアイデアや技術を持ち寄り、領域を越えてつながることで、ひらめきやワクワクを体験できる“お祭り”となっています。
会場では、大道芸や技術展示、美味しいグルメ、講演、演奏など多彩なプログラムが展開され、小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い世代が楽しめるイベントとして賑わいを見せました。
今回の「魔改造MONSTERS 勝手に大集合!2025」の会場は、スタイリッシュで開放感あふれるTECH HUB YOKOHAMA。私たちはT京アールアンドデーとして、「魔改造の夜」で熱戦を繰り広げた他チームの皆様と合同展示という形で参加し、改造マシンの「魔虎ちゃん(競技仕様)」と「スチームジャンクローラ」を展示しました。
展示されていたマシンは、他チームのものも含め、どれも丁寧にメンテナンスされていて、中には今でも稼働可能な状態で展示されているものもありました。私たちは今回、参加マシンに加えて、スチームジャンクローラの開発時に参考にした模型用の小型蒸気エンジンを使ったミニチュア戦車も展示・実演しました。
実際にマシンが動くことで、会場の雰囲気が一気に盛り上がり、来場者の皆さまにもより深く楽しんでいただけたように感じます。やっぱり、「動くモノ」の持つ説得力はすごいですね。
来場者の多くは通りがかりに立ち寄られた方々でしたが、展示に対してさまざまなご質問やご興味をお持ちいただきました。中には技術的に踏み込んだご質問をされる方もいらっしゃり、設計コンセプトを細かく説明してご納得いただく場面もありました。そうした対話を通じて、技術者としての視点から楽しくお話しさせていただく機会が多く、非常に充実した交流の時間となりました。
今回、特に多くの関心が寄せられたのはネコチームにまつわる質問でした。
自由落下を選択した経緯や、安全な落下についての検討を聞かれることが多く、「実は起き上がりこぼし構造を採用したんです」とお伝えすると、意外性もあって多くの方が感心してくださいました。
競技であるにもかかわらず、タイムを重視されない来場者が多かった点も意外でしたが、私たちの方から「高速でゴールするために自由落下を選んだ」と背景を説明すると、納得してくださる方が多数いらっしゃいました。
また、JHIの技術を活かしてCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用したこと、社内技術ゆえにコストがかからなかった、という裏話も好評でした。
技術面以外でも、「デコレーションが素敵!」という声も多く、こちらは女性社員が担当していたことをお伝えし、細部まで気づいてくださる来場者が多かったのも、このフェスならではの空気だったと思います。
今回も参加できて、本当に嬉しかったです。
次回も、ものづくりの楽しさや、私たちの技術をもっとたくさんの方にお届けできればと思っています。
最後に、素敵な機会をくださったYOXOフェスティバルの関係者の皆さま、合同グループでご一緒させていただいた各社の皆さま、そしてブースに立ち寄ってくださった皆さま、本当にありがとうございました!
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