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レースカー部品の計測依頼をいただきました【後編】

営業企画部です。
今回は、弊社の海外エージェントであるインタースピードの益田さんから愛車の部品計測の依頼がきたお話の後編です。

前編はこちら


さて、ここからは部品計測の話になります。

ブローしたエンジンを直すついでに、ピストンを交換するだけでなく、高回転まで廻るように軽量化をしたい!でも、どこを削っていいか分からない!JHIなら色々測定器持ってるよね!という流れで3Dスキャナ型三次元測定器にて計測する事になりました。

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キーエンス社VL 3Dスキャナ型三次元測定器は対象物をターンテーブルで回転させながら、全周360度まるごとスキャンして、3Dデータを作成・測定する測定機器で、普段はホースに使用する金具や組立治具、曲げパイプの検査に使用しています。
肉厚など断面形状を取得したい場合や、曲面や奥まって測定が難しい箇所など3D形状を測定できるので、後処理で見たい断面形状を評価できます。

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VL 3Dスキャナ型三次元測定器にて詳細なソリッド形状を取得する事ができたので、どこにどの程度の余肉があるかを知る事が出来ました。

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軽量化が成功する事を祈りつつ益田さんに計測結果をお伝えして、今回の依頼を無事完了する事が出来ました。

普段はホースの部品や治具の検査に使用している検査機器を使って、普段お目にかからぬ製品の測定ができ、技術の向上に繋がる依頼になりました。益田さん、ありがとうございました!


こんな部品も計測できるかな?と、ちょっとした疑問や質問、リクエスト等がありましたら下記よりお気軽にお問合せ下さい。


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