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レース

2021 FIM世界耐久選手権(EWC)開幕戦、ル・マン24時間レースについて

新規事業推進部の鈴木です。
今回の話題は2輪車レースについてです。

6月12日~13日に、フランスのルマン・ブガッティサーキットにて、
2021 FIM世界耐久選手権(EWC)の開幕戦となる
「ル・マン24時間レース」が開催されました。

ル・マン24時間レースと言えば、
「ル・マン式スタート」と呼ばれるスタート方式が有名ですね。
ホームストレート前にマシンを一列に並べ、
ライダーがコースを横切って走り、マシンに乗り込んでスタートします。
四輪レースの場合は安全面から廃止されましたが、
二輪レースではそのまま採用されています。
日本の鈴鹿8耐などでもこのスタート方式が採用されていて、
緊張するスタートの中で醸し出されるあの独特の雰囲気に
魅了されるファンも多いのではないかと思います。

今回日本とフランスの連合チームであるYOSHIMURA SERT Motulがレース序盤トップに立ち
そのまま順調に周回を重ね完璧なレース展開で勝利を収める結果となりました。
24時間で総周回数は855周、燃料補給やドライバー交代などのピットストップは24回だったそうです。
放映を観ていましたが、24時間という過酷なレースを走り切ったライダー、
それを支え続けたメカニックなどのチームスタッフの
尋常ではない精神力、体力、そして何よりチームワークに感動しました。
サーキットで24時間戦ったライダー、チームスタッフの方々、
レースを支えている日本、フランスそれぞれのチームスタッフの方々、
本当におめでとうございました!

今回弊社では優勝したYOSHIMURA SERT Motul 向けに、
ブレーキレバーガード、メーターバイザーを樹脂3Dプリンターで造形し
採用していただいておりました。
24時間という過酷なレースにおいて、
製品の耐久性及び信頼性が証明できたことを大変嬉しく思っています。

次回2戦目、7月17日 ポルトガルのレースも良い結果が出るといいですね!
弊社スタッフ一同、心より応援しております!

Photo credit : YOSHIMURA SERT Motul