ブログ
JHIの社員が
日々の業務の中で見つけたもの、
感じたことなど
日常をつづったり、イベントの開催情報・体験情報などを
発信しています。
F1を見に鈴鹿に行ってきました
製造部の坂下です。
会社をさぼって日本GPを金曜日から観戦してきました。
罪滅ぼしを兼ねてブログで報告いたします。
○金曜日
当初、善良なサラリーマンの私は去年同様土日観戦の予定でしたが、角田選手がレッドブルに乗るというニュースを聞いて居ても立っても居られなくなり、各方面にお許しをいただき金曜夜の寝床も確保、無事始発の新幹線に乗って鈴鹿に向かいました。
入れ込みすぎてFP1の始まる二時間前に鈴鹿についたわけですが、「皆さん仕事や学校は大丈夫なんですか?」というぐらいの老若男女、国内外問わずたくさんのレースファンが集まってました。
とりあえず、スタンド裏の激混みのグッズショップでレッドブルのシャツを買おうと思い、値段を見て頭がフリーズ。
世間の物価高騰の波に飲まれました。
再起動して、買いたい欲望と買った後の言い訳が通用するのか、今月のやりくりは出来るのか等々で頭がフル回転していたので、多分5分はその場に立ち尽くしていたと思います。
結局、「去年土曜に日和って買わずに、思い直して日曜日に買いに行ったら売り切れていた」という悲しい思い出がよみがえり購入。
1万6000円でした。推しへのお布施だと思えば安いものです。
一仕事終えたのでFP1に備えて腹ごしらえをして、最終コーナーのスタンドに陣取っていると大型ビジョンに角田選手がレッドブルのマシンに乗り込む姿が映り、「やっとここまで来たんだ、良かったね」と感慨深さで親戚でもないのに涙ぐんでしまいましたが、傍から見ているとただの気持ち悪いおっさんだったと思います。
芝生が燃えて世の中の乾燥具合を実感したFP2が終わり、白子の駅に向かうシャトルバスの乗り場に向かうと、「180分待ち」の看板。何かの冗談だと思い列に並んでいましたが、1時間たってもバスが全然来ないので、さっきの看板は嘘ではないと確信し、徒歩に変更、結局1時間半かけて白子駅まで歩きました。
歩行距離11(km)ということで、健康になれた日でした。
○土曜日
土曜からは指定席縛りなので、自分の席の逆バンクでの観戦ですが、スタンドはほぼ埋まっている状態でした。
私はS字を駆け上がってきて切り返して逆バンに進入、ぐるっと回って旧ダンロップブリッジ下を駆け上がっていく姿をみるのが大好きなので、逆バンに来るのですが。
同好の士が多くてうれしい限りです。
予選は集中して観戦してたつもりですが、PPをとったMAX選手のス-パーラップは全然速さを感じることができないくらい、オンザレール走りだったのが印象的で、昔見たプロスト先生を思いだしました。
帰りのバスは金曜日に比べて格段に輸送力が向上しており、1時間後には白子駅についており、三重交通さんの本気を実感しました。
○日曜日
流石に三日目になると鈴鹿サーキットへの通勤にも慣れ、なにも思うところなく到着。
とりあえず早めのサーキット昼ご飯をいただいてスタートに備えます。
ほどなくレース前のセレモニーが始まり、国歌斉唱の後、今年も彬子様がスピーチされたのですが、相変わらず内容がマニアックで、きっとレース雑誌とかを見てるガチ勢に違いないを再認識しました。
レース自体は野球でいうところの“両軍の好投手の投げ合いで、点が全く入る気がしない膠着状態”な展開で、実際に走っているドライバーやチームは全能力を傾けて少しでも優位に進めようとしていることは頭ではわかるのですが、ライトな私には盛り上がりに欠ける淡々としたレースでちょっと残念でした。
とはいえ、総合すると、実際にマシンが走っているのを目で見て音を聞き、風や匂いも感じれる、現場でのレース観戦は楽しかったので、来年もまた来ちゃうと思います。